高知県産学官民連携センター

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【受講者の声】学びの先にあるもの vol.14

 「課題があったから、学びはすぐ“行動”になった」

― システム開発の立場から、現場と会社をつなぐ存在へ ―

株式会社トミナガ 大倉 真優さん

 

業務効率化を担うシステム開発担当として働く一方で、「現場の気持ちを十分に理解できていないのではないか・・・」そんな葛藤を抱えていた大倉さん。

自分の立場で、会社や現場をどのように改善できるのか?
明確な課題意識を持って参加した 「仕事力アップゼミ」 での学びは、すぐに職場での実践へとつながりました。


学び、試し、振り返り、そしてまた行動する。
そのサイクルの中で見えてきた気づきと変化について、お話を伺いました。

 

 

―― まずは、ご経歴と現在のお仕事について教えてください


大阪出身で、社会人としてのキャリアは小売業からスタートしました。店舗業務を経験した後、本社でDX関連の新規立ち上げに携わり、オンライン接客やYouTube・Instagram運用などを担当しました。こうした業務を通じて、SNSやデジタル分野への関心が高まっていきました。

その後、高知に移住し、SNS関連の会社に勤務。現在は株式会社トミナガで業革推進部に所属しています。もともとは営業職でしたが、現在はローコード開発ツールを活用し、社内の業務効率化を目的としたアプリ開発など、システム開発を担当しています。

システム開発は未経験からの挑戦でしたが、これまでの現場経験や業務全体を俯瞰してきた視点が、今の仕事にも活きていると感じています。

 

―― 講座を受講されたきっかけと、当時の課題について教えてください。


「仕事力アップゼミ」を知ったきっかけは、社外の方から土佐MBAの講座を勧めていただいたことでした。ちょうど職場での課題に悩んでいた時期でもあり、社長に相談したところ、「まずは仕事力アップゼミを受けてみたらどうか」と勧めてもらいました。

当時感じていた一番の悩みは、システム開発という立場で、現場の業務や働く人たちの気持ちが十分に理解できていないのではないか、という点です。研修で現場に入る中で、業務の大変さを実感すると同時に、会社と現場の間にある距離感のようなものを、肌で感じる場面がありました。

「会社が掲げる目標に対して、現場を巻き込み、社員全員で前向きに会社を良くしていく雰囲気をつくりたい」
そのために、自分には何ができるのか。そのヒントを探したいという思いが、受講の大きな目的でした。

 

 

――実際に参加して感じた、講座の雰囲気はいかがでしたか


これまで参加したセミナーは、「参加型」のものでも、実際は発言できる機会が少なく、質問もしづらいと感じることがありました。

しかし、この講座はまったく違いました。木田先生の講義は内容自体が非常に興味深く、どんな質問でも受け止めてくださる雰囲気があり、心理的安全性の高さを強く感じました。「これまで受けたセミナーの中で一番楽しかった」と感じています。

グループディスカッションやワークショップの時間も多く、他の受講者と積極的に意見交換ができました。インプットとアウトプットのバランスが非常に良く、自然と学びが定着していく感覚がありました。


―― 講座での学びを、どのように職場で実践されましたか


講座で学んだことは、できる限りすべて職場で試してみようと決めていました。

特に印象に残っているのが、リーダーシップの回です。日頃から意見が対立することのあった上長に、講座で学んだ「ボスマネジメントチェック」を実施してもらいました。その結果をもとに面談を行うことで、上長が何を大切にしているのかを理解でき、意見が食い違った際も、相手の視点で捉えられるようになりました。

また、会計や戦略の回では、自社のデータをもとに他社比較を行い、会社の強みや特性を客観的に把握することができました。
マーケティングやAIをテーマにした回では、講座内で作成したアイデアを発展させ、受講後にAI動画を制作し、全社員に共有する取り組みも行いました。

「学んで終わり」ではなく、すぐに実践できたことが、この講座の大きな価値だと感じています。

 


 

―― 受講後、ご自身にどのような変化がありましたか


ロジカルシンキングをはじめ、物事を体系的に捉える力が身についたと感じています。

若手ながら会社のビジョン策定メンバーに選んでいただき、意見を提案する機会にも恵まれました。その際、講座内で学んだフレームワークを活用することで、根拠をもった具体的な提案ができたと感じています。
受講前であれば、感覚的で曖昧な意見しか出せなかったと思いますが、体系的な学びがあったからこそ、自信をもって意見を伝えることができました。

今後の目標は、「社員全員が、この会社だからこそできる、と胸を張って言える状態をつくること」です。そのために、システム開発という立場から現場の声を吸い上げ、改善につながる仕組みづくりを進めていきたいと考えています。

 

――最後に、受講を検討されている方へメッセージをお願いします!


この講座は、「仕事で何かを成し遂げたいけれど、どう進めばいいのか分からず、一人で悩んでいる若手の方」 に特におすすめです。

他社・他業界の方と悩みを共有する中で、「自分だけではないんだ」と感じられたことは、大きな支えになりました。講師との距離も近く、気になったことをその場で気軽に質問できる環境も、この講座の魅力だと思います。

ビジネス講座が初めての方にとっても、すごく良い入り口になる講座だと思います。ぜひ一歩踏み出して、参加してみてほしいです!



大倉さんの話から伝わってくるのは、「肩書きや経験年数に関係なく、会社を良くする当事者でありたい」という姿勢です。

「仕事力アップゼミ」で得たのは、単なる知識やフレームワークだけではありません。自分の課題を言語化し、学びを行動に移し、現場と対話し続けるための“軸”となりました。

もし今、「このままでいいのだろうか?」「自分にできることは何か?」そんな思いを抱えているなら、この講座は確かな一歩を後押ししてくれるものになるはずです。