令和元年度第9回シーズ・研究内容紹介
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更新日 : 2019/10/03
開催日 : 2019/10/02
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 松浦 真衣子 准教授
開催場所 : ココプラ
高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(原則18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。
新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。
今後の開催予定日・講師・テーマはこちら(PDF:746KB)
日時
令和元年10月2日(水)18:30-20:00(PM6:30-PM8:00)
講師
高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 准教授
松浦 真衣子 氏
【プロフィール】
2001年 駒澤大学文学部歴史学科卒業
2003年 千葉大学大学院文学研究科修士課程修了
2012年 千葉大学大学院 社会文化科学研究科 博士課程 単位取得退学
2012年~2013年 東京都立葛飾ろう学校 教諭
2013年 東京都立葛飾総合高等学校 教諭
2013年 我孫子二階堂高等学校 非常勤講師
2014年~2016年 高知高専 総合科学科 講師
2016年~現在 高知高専 ソーシャルデザイン工学科 准教授
テーマ
ギリシャの言語的少数者ヴラーフから見る「民族」
テーマの概要(講師より)
現代のギリシャではギリシャ語が公用語とされていますが、長い歴史の中でヴラーフ語話者が多数存在します。1950年代まで、ヴラーフは独自の文化を持つ少数民族として認められていましたが、現代のギリシャ政府は彼らを民族として認めていません。それゆえ、公教育におけるヴラーフ語の授業も行われていないし、ヴラーフ語を介したメディアも存在しないのです。現代ギリシャではヴラーフ文化は消滅しつつあります。ですが、ギリシャのヴラーフ最大組織「ヴラーフ文化協会全ギリシャ連合」は、ヴラーフがEUのマイノリティ保護政策の対象になることを拒否しています。
なぜ、彼らはマイノリティとして扱われることを拒否するのでしょうか。ヴラーフの歴史や現状を考察することで、言語的マイノリティとは何か、また言語的マイノリティを保護するということは、当事者にとって何を意味するのかを考えます。
特にこんな方にオススメ
・人権問題に関心をお持ちのみなさま
・バルカンの民族問題に関心をお持ちのみなさま
・少数民族問題に関心をお持ちのみなさま
定員
36名
場所
高知県産学官民連携センター ココプラ
780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)
● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけます。地図内↓の入場ゲートよりお入りください。入場ゲートより右手側のスペースが「ココプラ」の来客者用駐車場となっていますので、ご利用ください。(左手側のスペースは大学教職員用駐車場ですので、駐車しないでください。)
ただし、数に限りがありますので、満車の場合は、周辺の有料駐車場をご利用くださいますようお願いします。
申し込み締め切り
令和元年9月30日(月)
※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

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