令和元年度第3回シーズ・研究内容紹介
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更新日 : 2019/05/13
開催日 : 2019/06/05
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知県立大学 文化学部 溜 和敏 准教授
開催場所 : ココプラ
高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(原則18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。
新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。
今後の開催予定日・講師・テーマはこちら(PDF:729KB)
日時
令和元年6月5日(水)18:30-20:00(PM6:30-PM8:00)
講師
高知県立大学 文化学部 准教授
溜 和敏 氏
【プロフィール】
2011年8月: ジャワーハルラール・ネルー大学国際学研究科 M.Phil.課程修了
2013年3月: 中央大学大学院法学研究科 博士課程後期課程修了
2013年4月~:日本学術振興会特別研究員PD(~2016年3月)
2016年4月~:高知県立大学文化学部 講師(~2019年3月)
2019年4月~:高知県立大学文化学部 准教授
テーマ
インドが見る世界の秩序 ―国際関係論のポスト実証アプローチ
テーマの概要(講師より)
この発表では、インドが抱く国際秩序の認識についてお話しします。インドが南アジア地域、アジア、世界という3つのレベルでそれぞれに異なるロジックから秩序を認識していることについて、歴史的な経緯も紹介しつつ、初心者にもわかりやすく解説します。社会科学の方法論に関心のある研究者から、インド進出に興味のある企業の方や、国際関係を学びたいと考える高校生まで、幅広い対象を想定しています。
本発表で行っている国際秩序認識の分析は、国際関係論では近年盛んな研究動向で、ポスト実証主義からのアプローチです。国際関係論のリアリズムによるオーソドックスな説明では、たとえば、「インドはC国と対立するから、同じくC国と問題を抱えるJ国やV国と手を結ぶのだ」と考えます。本発表では秩序そのものだけでなく、認識が重要であると考えます。国際関係論では、実証主義だけでなく、それを補うものとしてポスト実証主義も一定の存在感を示しています。
☆インドの国際関係
21世紀になって世界政治の重心がアジアへと移り、アジアの大国であるインドの動向に世界中の熱視線が集まっています。日本も今、インドとの協力関係に自国の未来を託そうとしています。
この講演では、世界から見たインドではなく、インド側から見た世界秩序の認識についてお話しします。アメリカと中国が対立する世界の状況を、そして日本との関係をどのように見ているのでしょうか。
●キーワード:インド、国際関係、南アジア
特にこんな方にオススメ
・国際関係や社会科学を学ぶ研究者
・大学生、意欲のある高校生
・インドや国際関係に関心のある方
定員
36名
場所
高知県産学官民連携センター ココプラ
780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)
● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけますが、数に限りがありますので、満車の場合は、周辺の有料駐車場をご利用くださいますようお願いします。
申し込み締め切り
令和元年6月3日(月)
※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

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