平成30年度第8回シーズ・研究内容紹介「新規機能性蛍光色素の設計と合成」
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更新日 : 2018/08/30
開催日 : 2018/08/29
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知工科大学 環境理工学群 横山 創一 助教
開催場所 : ココプラ
高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(原則18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。 新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。
今後の開催予定日・講師・テーマはこちら(PDF:361KB)
日時
平成30年8月29日(水)18:30-20:00(PM6:30-PM8:00)
講師
高知工科大学 環境理工学群
横山 創一 助教
【プロフィール】
学位 博士(工学)
学歴 京都工芸繊維大学工芸科学部物質工学課程卒業(2010)
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士前期課程物質工学専攻修了(2012)
京都大学大学院工学研究科博士後期課程合成・生物化学専攻修了(2015)
職歴 名古屋大学物質科学国際研究センター 研究員(2015~2016)
京都大学大学院理学研究科 訪問研究員(2015~2016)
日本学術振興会 特別研究員(PD)(2016~2017)
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 特別研究員(2016~2017)
マサチューセッツ工科大学 訪問研究員(2016~2017)
高知工科大学環境理工学群 助教 (2017-)
テーマ
新規機能性蛍光色素の設計と合成
テーマの概要(講師より)
目で見えないほど小さな物質や力をどうすれば見ることができるのでしょうか。
有機分子の大きさはナノメートルサイズであり、おおよそ髪の毛の10万分の1にあたります。当然肉眼では見えません。
科学技術の発展に伴ってこの様な微小な物質を検出・観察可能な機器が開発されてきましたが、非常に高価であるために、測定できる環境が限られてしまいます。
私たちはマイナスに帯電したアニオンと呼ばれる特定の物質のみを選択的に捕まえて、発光する色素の開発に成功しました。
アニオンは、生体内で重要な役割を果たす一方で、アニオンの種類によっては環境中に存在すると生態系に悪影響を及ぼしますので、その存在を簡単にかつ目で見て確認できるようにすることは非常に重要です。
本講演では、私たちが開発したアニオンを捕捉・検出する分子の合成法やその機能を紹介するとともに、微弱な力などを測定可能にする最先端の化学技術を紹介します。
●キーワード:蛍光色素、可視化技術、化学センサー
特にこんな方にオススメ
・有機化学に興味のある方
・蛍光物質に興味のある方
・微量な物質や力を可視化する方法に興味のある方
定員
36名
場所
高知県産学官民連携センター ココプラ
780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)
● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけますが、数に限りがあります。
● 周辺に有料の駐車場もございますが、来場に際しては、公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。
申し込み締め切り
平成30年8月27日(月)
※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

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