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平成27年度 第8回シーズ・研究内容紹介「地域共生と域学共生のまち・むらづくり」

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更新日 : 2015/07/03
開催日 : 2015/07/22
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知県立大学 田中 きよむ 教授
開催場所 : ココプラ


「シーズ・研究内容紹介」では、県内の大学等が持ち回りでシーズ・研究内容を紹介します。教員のシーズや研究内容をテーマに参加者と意見交換や連携のアイデア出しを行い、大学等同士、企業と大学等の連携につなげていきます。
 毎週、水曜日18:30−20:00開催です。どうぞお気軽にご参加ください。


日時

平成27年7月22日(水)18:30-20:00


講師

高知県立大学 社会福祉学部 教授 田中きよむ 氏

講師写真

テーマ

地域共生と域学共生のまち・むらづくり


テーマの詳細

 昨年来、「地方消滅」を危惧する地域研究が衝撃を与える一方で、「小さな拠点」を軸とする地域づくりの可能性が提起されている。たとえば高知県では、「高知型福祉」として県内各市町村・地域で展開されている「あったかふれあいセンター」や「集落活動センター」に地域共生拠点の典型を見出すことができる。
 高齢者、障害者、児童が互いの制度的な垣根を越えて共に生きることは、相互間の双方向性、互酬性を生み出し、「支援する人」と「支援される人」という固定的な関係を流動化させ、地域の中に「心の居場所」が生み出し、住民の主体性や役割の発揮を通じて、「生活の主人公」になれる。さらに、地域における共生拠点が、健康づくり、見守り、相談支援、就労支援などの機能をもつことにより、生き生きと安心して暮らせるまち・むらづくりの「小さな拠点」になり得る。
 今年度から、生活困窮者自立支援法や医療・介護総合法が実施されつつあるが、地域共生の拠点は、生活困窮者(経済的困窮者や障害者、孤立しがちな高齢者、虐待やいじめを受けた子ども、DV被害者、ひきこもりの人など)にとっても居場所や就労(準備)の場となり得るし、要支援高齢者が通える受け皿ともなり得る。
 そのような共生型地域づくりの取り組みの実態について、個別支援→小さな拠点づくり→住民主体の地域づくり、というように視野を広げながら明らかにしたい。同時に、そこには学生関与の可能性、すなわち、「域学共生」の可能性があることも示したい。


講師プロフィール

(専門分野)
 社会保障論・福祉行財政論・公的扶助論・地域福祉論

(プロフィール)
 滋賀県大津市生まれ。滋賀大学経済学部・滋賀大学大学院修士課程修了、京都大学大学院博士後期課程単位取得後、高知大学教員(講師・助教授・教授)を経て、2006年度から高知女子大学(現 高知県立大学)教授。

(教育・研究活動)
 年金、医療、介護、児童福祉、障害者福祉、生活保護などの福祉システムが、少子高齢化や厳しい財政状況の下でも持続しうる公平な制度になるためにはどうすればよいか。そのために、各福祉システムの行財政構造を明らかにしつつ、今後の課題と方向を考えます。他方で、フオーマルな福祉システムだけでなくインフオーマルな側面にも焦点を当て、住民の主体的・自発的な地域福祉力を生かした地域づくりの可能性と条件についての研究・教育を進めています。

(社会活動ならびに地域社会へのメッセージ)
 高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、生活困窮者支援との関わりで、高知県内各地の住民、行政、社会福祉協議会、社会福祉法人、NPO法人、ボランティア団体等との交流や共同研究・活動をさせていただいております。今後も、学生共々、住民主体の福祉システム形成に向けて、地域に出かけ、住民や各機関の方々と協働させていただければ幸いです。


定員

36名


申し込み締め切り

平成27年7月20日(月)

※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

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